●ご挨拶

子どもたちにいのちの尊さ、大切さを伝えたい

 その願いから、昭和42年4月1日に円光院幼稚園を開園いたしました。その後平成19年9月に現在の梅丘へ移転いたしました。安全性、機能性を重視した明るい園舎と緑に包まれた天然芝の広い園庭は子どもたちが毎日おおらかに生活し、のびのびと遊ぶには理想的な環境です。現在までに2千6百人の卒園生を送り出すことができ、親子二代にわたって当園に通われた方もいらっしゃいます。

 幼稚園は、思い出に残るような楽しい場でなければなりません。平成7年には「幼稚園に遊園地の楽しさをプラスしたい」との永年の夢がかなって、全国初の幼稚園列車「お日さま号」が誕生しました。”交通ルール”を学んだり、お友だち同士の”ゆずりあい”、年少の子への”おもいやり”など、情操を身に着けることも役立っています。

 教職員一同「すべての園児を公平に、大切に」をモットーに、未来に生きる子どもたちへの働きかけと、より良い保育を行うための環境づくりに情熱を傾けていきたいと念願しています。

園長 小林 弘徳

●教育目標

 自我に目覚め始めた幼児期にどのような環境で何を身につけるかで、その子の一生の方向づけがなされると言っても過言ではありません。そのため、円光院幼稚園では、4つのことを教育目標に置いています。

 1. 健康な身体を作る

 2. 節度ある生活態度を身につける

 3. 豊かな情操、創造性を養う

 4. 何ごとにも頑張る気力を培う

●保育の特色

1、 すべての生命の大切さを教えます。

 「いのちを大切にする」と言っても、人や動物の生命を尊重することだけではありません。庭の片隅に生えている小さな草花に慈しみを覚えることも尊いことです。また、遊具や教材を大事に扱うことも「物のいのち」を大切にすることです。

2、 一人ひとりの個性を伸ばします。

 創造性豊かな情操を育てるとともに、一人ひとりの可能性の芽を見つけ出すため個人面談を実施し、ご家庭との連携をはかるため保護者会を定期的に行っています。また、随時「家庭連絡」「行事予定表」等を配布いたします。

3、 崇高なものへの憧れを大切にします。

 崇高なものへの憧れは、他の動物には見られない人間として最も高貴な感情です。清純な生活経験を通して、将来立派な大人になるための素地を育てます。